新潟市は大都市でありながら、潟(かた)と呼ばれる多くの湖沼が点在し、また水田面積が全国1位であるなど、都市と自然が隣り合い共存する、類まれな環境を持つ都市です。国内で初めて「ラムサール条約湿地自治体認証」を受け、国際的な湿地都市としての取り組みを進めています。
○「ラムサール条約湿地自治体認証」とは
湿地の保全・再生、管理への地域関係者の参加や、普及啓発、環境教育などを行う都市を認証するものです。新潟市はコハクチョウ越冬数全国1位など、豊かな自然環境であることなどが評価され、認証されました。
◆「潟シンポジウム」を開催
都市と湿地・自然との関わり方を通して、将来の「国際湿地都市NIIGATA」のデザインを考えるシンポジウムを開催します。福島潟を研究のフィールドとしている早稲田大学教授で(公財)土木学会会長の佐々木葉さんによる基調講演のほか、国際湿地都市NIIGATAロゴマークの発表、パネルディスカッションなどを行います。
日時:2月9日(日)13時半~16時半
場所:県民会館(中央区一番堀通町)
定員:先着250人
参加費:無料
申し込み:1月23日(木)から電話で市役所コールセンター(【電話】025-243-4894)
◆潟のデジタル博物館
新潟市内に点在する潟に関わる資料や情報をまとめたデジタル博物館です。新潟市内を中心とした越後平野の潟の自然・歴史・民俗などの資料を公開しています。
◆ハクチョウの目撃情報を募集
市民の皆さんが撮影したハクチョウの画像とコメントをNPO法人新潟湿地都市研究所LINE(ライン)アカウントに投稿してもらい、位置情報と合わせることで、市内で越冬中のハクチョウの生態を調査します。投稿の情報は随時、同LINEアカウントで公表しています。投稿に協力をお願いします。
※投稿方法など詳しくは同LINEアカウントに掲載
調査期間:3月31日(月)まで
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問い合わせ:環境政策課
(【電話】025-226-1359)
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