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自治体の皆さまへ

≪特集≫私たちも幸せに暮らしたい 届け。犬・猫の願い(1)

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新潟県新潟市

◆犬や猫を飼いたいと思っている人へ
ペットを飼うことは命を預かることです。責任を持って世話をできるか、よく考えてみましょう。

▽飼う前に考えてほしいこと
・住居がペットを飼える環境か
・飼いたいペットについて正しい知識があるか
・家族全員がペットを飼うことに賛成しているか
・家族にアレルギーはないか
・毎日欠かさずペットの世話に時間と手間をかけられるか
・ペットの世話をできる体力があるか
・近隣に迷惑をかけないように配慮できるか
・ペットを飼い続けるための費用があるか
・高齢になったペットとの生活を想定できているか
・万が一、ペットを飼えなくなったときの預け先があるか

▽みんなが関心を持つことで救える命がある
犬や猫の殺処分数は減少傾向にありますが、ゼロになったわけではありません。飼育に責任を持つことや、譲渡という手段を検討することで救える命が身近にあることを、多くの人に知ってもらい、動物愛護に関心を持ってもらえるとうれしいです。
-新潟市動物愛護協会 理事 伊勢みずほさん

◆犬や猫を飼っている人へ
犬や猫も社会の一員です。マナーを守って安全に飼いましょう。

▽今どきの犬の飼い方
『室内で飼う』
犬は群れで暮らす習性があるため、屋外の犬小屋にいるよりも、飼い主のそばで暮らすほうが幸せです。また、冬の屋外飼育は老犬にとって厳しい環境です。

メリット
・犬にとって快適な生活環境になる
・犬の変化に気付きやすく、健康管理しやすい

『不妊去勢手術をする』
犬は生後6カ月程度で手術を行うと特に効果が高く、性格が穏やかでしつけやすくなります。

メリット
・マーキング(電柱などに尿をかける行動)が減る
・前立腺や子宮の病気にならない

『ふんや尿は自宅で済ませる』
散歩に行く前に、自宅敷地内を歩かせて排せつをしたら褒め、その後散歩に行くようにすると、上手にしつけることができます。
※関連記事「犬の飼い方相談会」を別冊情報ひろば2面に掲載

メリット
・近所迷惑にならない
・ふんや尿の始末がないので安全に散歩できる

▽今どきの猫の飼い方
『室内で飼う』
猫は狭い縄張りでもストレスなく生きられる動物です。猫が好きな爪研ぎを用意すれば、家具が傷つけられることも少ないです。

メリット
・近所迷惑にならない
・病気にかかりにくい
・交通事故に遭わない

『不妊去勢手術をする』
猫は生後4~5カ月程度で妊娠可能となり、発情期に外に出してしまうと、ほぼ100%妊娠します。妊娠させるつもりがなければ、手術をしたほうが猫も飼い主もストレスなく暮らせます。

メリット
・望まない繁殖を防ぐことができる
・発情期特有の大きな鳴き声がなくなる

『首輪と迷子札を着ける』
「もしものとき」のため、飼い主の名前と連絡先が分かるようにしておきましょう。

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