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≪特集≫いつまでも健康でいるために 改善しよう 生活習慣(1)

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新潟県新潟市

今号では、生活習慣病を予防して健康寿命を延ばすためのポイントを紹介します。いつまでも元気に自分らしく暮らせるよう、普段の生活を見直してみませんか。

◆新潟市民は不健康!?データで見る新潟市の特徴

▽新潟市民はしょっぱいもの好き?
総務省が実施した家計調査では、新潟市はカレールウや塩さけ、みそなどの支出額が全国1位で、食塩を多く含むものを好む傾向があります。市が行った別の調査結果からも、新潟市民の1日当たりの食塩摂取量は男女共に目標摂取量より多いことが分かっています。

▽1世帯当たりの品目別年間支出金額

▽1日当たりの食塩摂取量
男性
目標摂取量※:7.5g未満
新潟市民:10.1g

女性
目標摂取量※:6.5g未満
新潟市民:9.5g

出典:新潟市「新潟市健康・栄養調査(平成27年度~28年度)」
※日本人の食事摂取基準2020年版

▽運動も不足している…
新潟市民の1日の平均歩数は、国の目標に届いていません。運動の頻度についても、週に1日以上運動やスポーツ(ウオーキングも含む)をしている18歳以上の市民の割合は、国の目標を大きく下回っています。

▽新潟市民の1日の平均歩数

▽新潟市民の運動やスポーツをする頻度

◆保健師に聞きました 生活習慣病を予防して健康寿命を延ばそう
健康増進課 保健師 澤田
健康のために心掛けていること…買い物をする時は車をなるべく遠くに止め、歩数を増やす

日本人の死因の約半数が、がんや心臓病、脳梗塞(こうそく)などの生活習慣病です。生活習慣病とは、遺伝的な要因もありますが、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症・進行に影響する病気のことです。生活習慣病を放置すると動脈硬化が進行し、その結果、腎不全や心疾患、脳血管疾患など、日常生活への支障や命の危険がある病気を発症するリスクが高まります。
近年、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」である「健康寿命」が重要視されています。健康寿命と平均寿命の差である「健康でない期間」をなるべく短くして、いつまでも元気に自分らしく生活をするためには、生活習慣病を予防して、健康寿命を延ばすことが欠かせません。未来の自分のために、今日からできることを始めてみませんか。

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