芸術家などが一定期間、特定の施設に滞在し、作品制作やそれに伴う調査活動を行うアーティスト・イン・レジデンスという活動が世界中で行われています。市では、この取り組みをゆいぽーとで行っており、国内外から年間8組の芸術家などが創作活動をしています。
10月から11月にかけて、参加者のひとりであるアーティストの片岡純也さんが活動。作品は、日常生活で感じる身の回りの変化を表現しています。日和山浜で見つけた漂流物と西海岸公園の枯れ枝を組み合わせた作品などを展示したほか、地域の子ども向けワークショップを開催しました。「市街地の近くには水平線の見える海があり、建築物から歴史が感じられる場所で、創作活動がしやすいです。地域に当たり前にあるものの良さを、アートを通じて感じてもらいたい」と話しました。
1月14日(日)からは、順次アーティストが活動する予定です。今後も、ゆいぽーとでは新たな芸術家などが滞在し、作品を通して市の魅力や文化に触れる機会を提供していきます。
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