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新潟まつりが待ち遠しい 連載(1)

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新潟県新潟市中央区

今年の新潟まつりは、8月4日(金)から6日(日)にわたり多彩な催しが繰り広げられます。4年ぶりに大規模で行われるこの催しを盛り上げる参加者から、思いを聞きました。第1回は、民謡連盟と佐渡おけさ踊り隊の皆さんです。

◆演奏の精度を高めて踊りを盛り上げたい
毎年、新潟市民謡連盟の皆さんが大民謡流しで生演奏を披露します。地方(じかた)総勢63人が、大民謡流しの全3会場をうたで盛り上げるとあり、熱の込もった準備をしています。
同連盟の高綱理事長は「気持ちをひとつにして踊り手が気持ち良く楽しく踊れるよう、精度を高めていきたい」と力強く語りました。
また、「初めての新潟まつりを楽しみたい」と意気込みを語るのは、新潟大学2年生の小林成美さん。北海道出身の小林さんは4歳のころから民謡を習い、進学を機に知人の勧めでうたい始めた新潟甚句をこの大舞台で披露します。「新潟甚句は、最初のハァーの伸ばしのリズムをとるのが難しい」と、独特のリズムに苦労しながらも、伸びのあるうた声を練習会場に響かせていました。
新潟まつり大民謡流しは、8月4日(金)午後7時から開始。
約1万人の踊り手が、新潟甚句や佐渡おけさのうたに合わせて一体となる姿に注目しながら楽しみましょう。

◆一緒に踊ろう 佐渡おけさ踊り隊
新潟まつり大民謡流しで踊る佐渡おけさは、新潟の伝統文化の一つです。近年は踊り手の減少によって、会場の一画でほそぼそと開催される状況でした。この状況に危機感を覚え、佐渡おけさ踊り隊を結成。佐渡おけさの魅力を伝えるためクラウドファンディングへの挑戦や県内外での踊り教室の開催など、普及活動に一層力を入れています。
また、代表の清水さんは「佐渡旅行をしたとき、佐渡おけさにハマりました。佐渡おけさは16足の踊りで構成されていて、それぞれの踊り方が分かれば、自然と体が動き出すので難しくないです。1曲通して踊るだけで汗をかくので、エクササイズにもなります。多くの人と佐渡おけさを踊り、楽しさを共有できたら嬉しいです」と話しました。

◇踊りのポイント
・地方(じかた)の最初の掛け声「ありゃさ」が踊り始める合図です。地方とは、踊りに合わせてうたい演奏する人のことを言います。
・佐渡おけさの曲は3部構成で、終盤に向けて曲調が早くなります。焦らず落ち着いて、16足を確認しながら踊りましょう。

◇飛び入り参加 大・歓・迎
・屋内練習会
日時:7月7日(金)・13日(木)・21日(金)・27日(木)
いずれも(1)18:00~19:00、(2)19:10~20:10、(3)20:20~21:20 ※出入り自由
会場:音楽文化会館

・屋外練習会~新潟まつり会場をイメージした
日時:7月22日(土)・25日(火)・28日(金) 、8月1日(火)~3日(木)18:00~20:00
会場:万代テラス ハジマリヒロバ

問い合わせ:佐渡おけさ踊り隊(代表清水)
【メール】mihoshimizu5555@gmail.com

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