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連載(3) 活動的な日常が帰ってきた

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新潟県新潟市中央区

生活様式が変わり、さまざまな場面で「ガマン」をすることが多くありましたが、ようやく活動が再開しています。それぞれの地域の様子を連載で取り上げます。第3回は山潟地域で開催したやまがた朝市と京王ふるさと祭りを取材し、活動への思いを聞きました。

◆地産地消でつながる交流 やまがた朝市
山潟地区で長年愛されている「やまがた朝市」が8月11日に山潟会館で行われ、大勢の人でにぎわいました。
朝市では、鳥屋野潟の水面で栽培された空芯菜や、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどの周辺地域の生産者が丹精込めて育てた夏野菜が並び、訪れた人たちは、生産者との会話を楽しみながら野菜を買い求めていました。
この朝市を主催するのは、山潟地区コミュニティ協議会の皆さん。毎年、夏と秋の2回開催していましたが、ここ数年は中止や規模縮小などの対応をとっていました。
同コミュニティ協議会の大野彦栄さんは、「山潟地区にはおいしい野菜を作っている農家さんが大勢います。農産物を通じて小さなお子さん連れの家族から高齢者まで、多様な世代が集まれる交流の場として、今後も朝市を継続していきたいです」と笑顔で語りました。
秋のやまがた朝市は、11月にデンカビッグスワンスタジアムで開催する予定です。(開催日は現時点では未定)

◆手作りの祭りで町内を一体に 京王ふるさと祭り
京王ふるさと祭りは、地域の絆を深めようと昭和56年にスタートしました。今年は、久しぶりに開催することになり、改めて内容の見直しを行いながら準備を進めてきました。
京王自治会長の藤原直士さんは、「祭りを通じて、普段顔を合わせることが少ない幅広い世代の人と関わることができます。お互いに知っていると何か起きたときに協力して対応しやすい面もあるので、祭りを再開できてよかったです。今後も行事を通して地域の交流の場を作っていきたいです」と笑顔。実行委員長の稲葉実(まこと)さんは、「4年ぶりのため準備で苦労もありましたが、子どもみこしや音楽・踊りのステージ、夜店の出店などを実施し、大勢の人に楽しんでいただける祭りにできてよかったです」と話しました。

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