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自治体の皆さまへ

中央区自治協議会だより (第32号)

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新潟県新潟市中央区

■自治協議会とは?

■学生委員にインタビュー!
住みよいまちづくりのために、地域と市・区役所をつなぎ、地域の課題解決に取り組む自治協議会。区では、将来を担う若い世代の多様な意見をまちづくりに反映させるため、2人の学生が同協議会委員として活動しています。

・新潟青陵大学3年 髙見 紗羽委員
・大原簿記公務員専門学校新潟校2年 田中 晴菜委員

◇なぜ自治協議会委員に?
髙見委員:もともと地域活動に興味があり、将来も地域活性化に関係する仕事に就きたいと考えていたところ、自治協議会委員の経験がある大学の先生が紹介してくれました。
田中委員:住んでいる区のまちづくりの取り組みを知り、若者の立場から貢献したいと思ったことがきっかけです。

◇専門部会では何をしているの?
髙見委員:福祉・防災などを所管する第2部会に所属しています。震災を経験し、見えてきた地域課題を踏まえて現在部会では防災について取り組んでいます。大学では防災は専門外のため、学びながら参加しています。
田中委員:賑わい創出などを所管する第1部会に所属しています。第1部会では、本町・古町の魅力発信のための取り組みを考えているところです。

◇活動してみての感想は?
髙見委員:自分より年上の方が多くて最初は驚きました。自治会長をしている委員の方のお話から地域課題に気付くこともあり、とても勉強になります。
田中委員:さまざまな立場からの意見や考え方があって、一概に「良いまちにする」といっても、多方面から考える必要があると感じました。まちづくりに熱心な方がとても多くて、自分も頑張ろうという気持ちになります。

◇学業との両立は?
髙見委員:自治協議会は平日開催のため、大学の授業とかぶることもありますが、欠席した場合でも資料や会議概要をメールで送ってもらえるので、次の会に参加しやすいです。
田中委員:自治協議会に参加してから、市の取り組みや時事問題に関心を持つようになりました。友人にも意見を聞いて地域課題について考えをまとめることもあります。学校に通いながら、隙間時間を使って自治協議会の活動ができています。

◇未来の学生委員に向けてメッセージを!
髙見委員:地域活動に興味があることを日ごろから口にしていたことがきっかけで、自治協議会と出会うことができました。興味や関心、やりたいことを自ら発信していくことが、さまざまなチャンスをつかむ近道だと思います!
田中委員:若い人たちが積極的に自治協議会で意見を言ったり、地域活動に参加したりすることで、地域全体でより良いまちづくりができると思います!

■身近な地域課題役員のなり手不足について
◇地域活動への参加…きっかけは?
自治協議会では、委員自ら討議テーマを提案し、意見交換・情報共有を行っています。8月に開催した全体会議の様子の一部を紹介します。

自治会やコミュニティ協議会などの役員のなり手不足に困っています。
役員としても活動している皆さんは、どんなきっかけがあって地域活動に参加することになったのでしょうか。
(上之山 剛委員)

・「頼まれたことは、ハイかイエスで答える!」をモットーに、自治会長を引き受けました。
ただ、現役世代の方の多くは、地域活動に頻繁に参加することはなかなか難しいようです。(野澤 修委員)

・見知らぬ土地に引っ越して不安でいたところ、当時の町内会長に勧められて防災活動に参加。
その後、コミュニティ協議会に加わり、町内の良いところを話し合ったり、みんなで被災地を訪問したりと、人とのつながりが広がりました。
(豊島 裕美子委員)

・働きながらでも地域活動に参加できる環境づくりが必要。
私自身は、退職後に地域活動に参加するようになり、地域の方とのつながりが増えました。現役時代の経験を活かし、退職後の活躍の場になるといいですね。
(樋口 悦雄委員)

自治会役員などのなり手不足を解消するための具体的な取り組みについては、次号で紹介予定です。お楽しみに!

※バックナンバー
過去の中央区自治協だよりは本誌二次元コードから

◆中央区自治協議会だより 第32号
令和6年2月4日発行
発行:新潟市中央区自治協議会だより編集部会
【電話】223-7023(地域課内)

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