舞踊アウトリーチとは、公共劇場専属舞踊団Noismの中の研修生カンパニー・Noism2が、学校などに訪問し、舞踊に対する興味関心を広げることをねらいとした活動です。5月29日、南万代小学校で舞踊アウトリーチが行われ、5・6年生約140人が、普段触れる機会が少ない舞踊に触れました。
■初めは緊張していた生徒も…
音楽が流れて目の前で踊りが始まると、その場の雰囲気はがらっと変わり、身を乗り出して踊りを見る生徒もいました。舞踊家の動きを体験する時間は、多くの生徒が立候補。今回の体験を通して、関ひかりさんは「踊りを見て、魔法の世界に入ったようでした。普段はりゅーとぴあの合唱団に参加していますが、踊りも見に行きたいです」と楽しそうに話してくれました。また森岡悠真(ゆうま)さんは「踊り以外にも、興味があるものはいろいろ挑戦してみたいです」と話してくれました。
■アウトリーチ活動を通して伝えたいこと
Noism2の春木有紗(はるきありさ)さんは、「小学生はたくさんのことを感じて受け止めることができる時期だと思います。その一つとして踊り、劇場を知ってもらえるように一瞬一瞬を大事に活動しています。素直に感じる気持ちを大切にしてほしいです」と活動に対する思いを話してくれました。
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