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知る人ぞ知る! 文化施設の見どころ紹介

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新潟県新潟市中央区

「建物は知っているけど、詳しいガイドは聞いたことがない」、そんな皆さんに、区内にある文化施設の通な見どころを紹介します。

「新潟市美術館」は、新潟市出身の建築家・前川國男(まえかわくにお)が設計し、1985年に開館しました。特徴であるオリーブグリーンの外壁は、壁にタイルを接着する工法と違い、あらかじめ型枠にタイルをセットしてからコンクリートを流し込む「打ち込みタイル工法」で風雪や衝撃に強いつくりとなっています。
館内からは外の樹々を楽しむことができます。「山の庭」と呼ばれる庭は、ブナなどが植えられており、今の時季は緑、秋は紅葉、冬の雪景色もおすすめです。

開館時間:午前9時30分から午後6時
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)※詳細はホームページ(本紙の二次元コード)を確認してください。
※施設の大規模改修工事のため、10月から来年8月頃まで長期休館予定。

■ここに注目!通な見どころポイント
・館内は壁の曲がり角や階段下の角など、至るところが「アール(曲線)」で処理されています。エントランスロビーの壁柱も角をとった形で、木目調のコンクリートでできています。柱の下の巾木(はばき)(衝撃や汚れから壁を守るもの)もアールに沿ってタイルが張られています。

・さまざまな色が館内に使われています。エレベーターのドアが開くと「だいだい色」が目に飛び込んできます。他にも空色の天井、からし色の壁など、シックな色の外壁や床と、互いに引き立てあっています。

◇8月25日(日)まで
館内では「遠藤彰子(あきこ)展巨大画の迷宮にさまよう」が開催中。縦3.3m×横7.5mの油彩画に圧倒され、果てしない迷宮の世界へと引き込まれます。
参加費:一般1,200円、高・大学生900円、中学生以下無料

問い合わせ:同館
【電話】223-1622

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