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地域×学生 得意分野や学びをいかしてまちににぎわいを

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新潟県新潟市中央区

■地域の人と交流し、歴史と思いを知る
7月に、東地区公民館が行う地域活動活性化支援事業として、学生自身が沼垂を盛り上げるための企画を考え実施しました。これは、空き家が増加する沼垂地域の活性化につなげようと、学生に地域の人との交流を深めながら自身の得意分野や学びをいかしてまちのためにできることを実践してもらうものです。
開志専門職大学や新潟大学、新潟商業高校の学生が参加し、まずはお店の人に話を聞いたりまち歩きをしたりしながら、人・まち並みの移り変わりや沼垂の発酵食を学びました。学生たちは、地域の人から昔のようにさらに活気づいてほしいという思いやそのために取り組んでいることを聞いたり、新たな広報手段を提案したりするなど、活発に意見交換をしていました。

■学生自身が企画を実践し地域の魅力発信
学生たちは体験を通して、沼垂テラス商店街の朝市の来場者に沼垂へ何度も訪れてもらうことで、まちを盛り上げようと考えました。そこで、開志専門職大学はイラスト作成の分野をいかして地域のマスコットキャラクターづくりワークショップの開催や地域のお店紹介マンガと動画の制作、新潟商業高校はモノを売る分野をいかして朝市での焼き菓子と天丼の販売を実施。また、新潟大学の学生は沼垂を学ぶ中で、生活必需品を扱う店を増やしたり、お店の魅力を発信したりすべきと考え、朝市での服や本のリサイクルショップ運営と、お店のPRサイト作成を行いました。

■学びを次につなげていきたい
開志専門職大学の学生は、「イラストを描くことで地域のためにできることをグループで考えましたが、得意なことをいかして地域貢献できることがいろいろあるなと思いました」「活動の中で見つけた、美味しいごはん、人の優しさとまちへの思いを多くの人に知ってほしいと思いました。市外に住む両親が沼垂を訪れたときには、沼垂を案内することができたので、次は友人にも共有できたらと思います」と話していました。

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