あけましておめでとうございます。
皆さまには、日ごろから区政の推進につきまして多大なるご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が昨年5月に5類感染症に変更され、私たちの生活や地域の活力も、日を追うごとに以前の姿を取り戻しつつあります。
区内で行われた伝統行事やイベントなどにおいては、阿賀野川ござれや花火、葛塚まつりはコロナ禍前の規模で開催され、区内外から大勢の皆さまにお越しいただいたほか、完成した庁舎前の駐車場では、4年ぶりに民謡ながしが行われ踊り手の大きな掛け声が響きわたりました。一方、福島潟自然文化祭では、SDGsの取り組みとしてこれまでのろうそくがLEDに変わり、オオヒシクイをモチーフにした幻想的なアート「雁迎灯(かんげいび)」が、天候に関係なく1週間潟を彩りました。
私も大いに楽しみ、感動をいただきましたが、いずれも実行委員会の皆さまの熱意とご尽力のたまものであり感謝申し上げます。
また昨年は、新たな北区区ビジョンまちづくり計画のスタートの年でした。同計画は、「目指す区のすがた」の実現に向け具体的な取り組みを示した北区のまちづくり計画です。「若者が住み続けたくなるまちにしてほしい」「大学生など、若い力を活かしたまちづくりをしてほしい」など、計画策定にあたって区民の皆さまからいただいたご意見と、昨年7月8月の「区長と語る会」でいただいたご意見などを参考にしながら、区の将来像「潟と大河と日本海、水の恵みに育まれ、人と人とがつながり、心豊かに支え合い、発展するまち」の実現に向け、区民の皆さまと共創し、まちづくりを進めていきます。
新しい年が、龍が水を得て昇天するような、飛躍の一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
北区長 丸山 寛
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