街の発展に伴う雨水浸透面積の減少、施設の老朽化、気候変動の影響による降雨量の増加に対応し、浸水被害を軽減するため、新たなポンプ場を建設しています。
◆松浜雨水ポンプ場とは浸水被害から住宅を守る重要な施設
▽雨水ポンプ場
自然流下によって水路や河川に排水できない雨水を、ポンプで排水する施設
▽調整池
大雨の時に、ポンプ能力を超え排水できない雨水が街中であふれないように貯留する施設
●現在の松浜ポンプ場
運転開始年度:昭和35年度(63年前)
ポンプ能力:3.43立方メートル/秒(25mプールを84秒で空にできる能力)
設計降雨強度:19mm/h
耐震、耐津波性能:なし
貯留機能:なし
●整備する松浜雨水ポンプ場
運転開始目標年度:令和12年度
ポンプ能力:4.0立方メートル/秒(25mプールを72秒で空にできる能力)
設計降雨強度:約50mm/h
耐震、耐津波性能:あり
貯留機能:あり(16,500立方メートル)25mプール約57杯分
◆見学会レポート
10月19日(土)松浜雨水ポンプ場調整池工事の現場見学会が行われました。
この見学会では掘削工事が完了した地下約15メートルまで降りて、現在築造されている調整池の規模を体感することができました。
この日は地域住民など約40人が参加。なかなか入ることのできない調整池を職員の説明を聞きながら興味深く見学していました。
下水道は私たち自身のため、そして次の世代の人々のためにも、守り育てていかなければならない大切な公共施設です。
[松浜雨水ポンプ場調整池]
工事の詳しい内容をホームページで公開しています!
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問い合わせ:下水道管理センター施設整備課
(【電話】025-281-9202)
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