◆愛犬と地域の安全を守る活動が受賞
葛塚わんわんパトロール隊が、全国防犯協会連合会より令和6年度功労ボランティア団体を受賞しました。これは、防犯活動に尽力し犯罪の防止に功労があったと認められる個人、団体に与えられる賞です。
葛塚わんわんパトロール隊は、平成21年に発足し、現在の隊員数は約450世帯の飼い主と約500頭のわんちゃん(犬)です。
愛犬と散歩しながら、自主防犯活動を行うほか、年に1回防犯研修会として「わんパトフェスタin福島潟」を開催しています。隊員の散歩の時間がまちまちなので、幅広い時間帯の防犯パトロールができるほか、不審者や危険箇所の情報を得ることに繋がり、地域の安全を守っています。
◆福島潟に冬の使者がやってきた!
福島潟は国の天然記念物に指定されているオオヒシクイの日本一の越冬地で、220種以上の野鳥が確認されています。今年は9月28日に冬の使者「ヒシクイ」が一番乗りで飛来。「オオヒシクイ」は10月1日に初飛来しました。
水の駅「ビュー福島潟」レンジャーの成海さんによると、「オオヒシクイやハクチョウに出会うには、夜明けに田んぼへと飛び立つところを福島潟の野鳥観察舎「雁晴(がんば)れ舎」の屋上で観察するのが一番」とのことです。また、ビュー福島潟4階の映像展示室には潟中央のライブカメラが放映されており、潟の様子を観察することができます。
Q.オオヒシクイはどんな鳥?
A.オオヒシクイはガンの仲間で、秋になるとロシアのカムチャツカ半島から福島潟にやってきます。
「ガハハン、ガハハン」とちょっとハスキーな声で鳴きます。
▽観察上の注意
オオヒシクイなどガンの仲間はとても臆病な性格のため、野鳥観察や撮影をする際は十分に距離をとって鳥を怯えさせないようにしましょう。
群れが一斉に首を立て始めたら近づき過ぎです。
『ビュー福島潟』
開館時間:午前9時~午後5時(月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休館)
参加費:一般400円、小中高校生200円
問合せ:同館
(【電話】387-1491)
詳しくは本紙掲載二次元コードから。野鳥の飛来状況も確認できます。
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