北区には、江戸時代や明治時代などから、神楽、盆踊り、太鼓など多くの民俗芸能が伝わっています。これからの時期、下表のとおり北区各地のお祭りで民俗芸能が行われます。見て、参加して、北区の文化に触れてみませんか。そして、伝統を守り、伝える活動にエールを送りませんか。
※時間は目安ですので、余裕を持って会場へ行ってください。駐車場がない会場もあります。
獅子が舞う神楽のほかに、剣を使う舞、天狗(てんぐ)が出る舞、さらに鯛釣り、手踊り、棒踊りなど、各地にさまざまな演目があります。
◆北区では獅子舞って言わないの?
一般的には、写真のようなお頭が舞う芸能を獅子舞と言いますが、北区では「神楽」や「神楽舞」と呼んでいます。
神楽とは、神前で鎮魂や清めのために行われるさまざまな神事芸能のことを指しますが、北区では、ライオンに似たお頭が、村内で疫病が流行しないよう悪魔祓(ばら)いをしたり、五穀豊穣を願って舞う「獅子神楽」のことを、略して神楽と呼んでいます。日々の穏やかな暮らしを願う、人々の祈りが込められています。
では、北区には獅子舞は無いのかというと、そうではありません。北区で獅子舞といえば、鹿のようなお頭をかぶって舞う芸能のことを言います。北区では、内沼だけに伝わっていて、兄・弟(雄)・アネサ(雌)と呼ばれる3匹のお頭を3人の舞い手がそれぞれにかぶって舞います。
◆見ているだけじゃつまらない!踊りに参加してみませんか。
▽松浜盆踊り
日時:8月15日(木)午後7時半~
会場:松浜・稲荷神社
▽新崎甚句
日時:8月27日(火)午後7時半~
会場:新崎・諏訪神社
▽豊栄おどり・ざりがち唄(豊栄大民謡ながし)
日時:9月5日(木)午後7時~
会場:北区役所前道路
※豊栄大民謡ながしの参加申し込みは8月9日(金)午後5時までに豊栄地区公民館(【電話】025-387-2014)へ
◆今年は民俗芸能から目が離せない!
11月3日(祝)・24日(日)に北区の民俗芸能が大集合する公演を開催予定!詳細は後日ご案内します。
問い合わせ:北区郷土博物館
(【電話】025-386-1081)
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