南区トレジャーハンティングは、住民の皆さんが南区役所だよりの記者となって地域の自慢のお宝を紹介するコーナーです。
『鹿島神社』
鷲巻地区の北端に位置する下鷲ノ木地内に鹿島神社が鎮座しています。創建時期は不明ですが、狛犬は文久3年(1863年)と明記され、下半身は太くどっしりとして160年経っているのに大きな欠損がありません。また、参道には大正12年(1923年)の石の鳥居が建っています。
鹿島神社はその名のとおり茨城県の鹿島神宮が総本社で、県内には同じような鹿島神宮を総本社とする神社が47社ありますが、市内はこの1社しかありません。他には長岡・阿賀町・三条・十日町・上越などにあり、表記も鹿島神社・鹿嶋神社・鹿島社などがあります。
境内は落ち着いた良い雰囲気で、本殿の裏手に行くと木々が生い茂り、鷲ノ木大通川沿いには遊歩道があります。大通川の水路には以前紹介したヒツジ草も自生しています。
神社に隣接している集会所では定期的にコミュニティ・カフェが開催され、地域の茶の間のひとつになっています。
場所:鷲ノ木新田5467
-鷲巻地区地域通信員
羽貝 栄(はがい さかえ)さん
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