「白根高校文化祭を終えて」
4年ぶりに白根高校の文化祭「翠嵐祭(すいらんさい)」が開催されました。一般公開もあり、多くの人に足を運んでもらい、生徒と一緒に普段とは違った学校の雰囲気を楽しんでもらうことができました。
パソコン部による体育祭の紹介動画、音楽部の演奏発表、書道や美術・音楽の授業で作った作品の展示など、生徒たちの個性豊かな作品を鑑賞しました。その中で、南区の地域性を感じる作品を見つけたので紹介します。
切り絵のタイトルは「職人」。凧制作という部分を切り取った作品に、大凧合戦という伝統が日常的にあるものだと伝わりました。もう1点の作品は、凧と同じ和紙を使い、日本画で竜虎(りゅうこ)が描かれています。凧の絵を描くお兄さんの影響を受け、この作品を制作したそうです。若い世代にも凧は身近な存在なのだと感じました。
コロナ禍の影響で経験者がいないなか、生徒をはじめ、卒業生やPTA、にいがた南区創生会議、地域の人、学校関係者が一体となり「翠嵐祭」を復活させることができました。
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