このコーナーは「かぼちゃ電車保存会」が愛するかぼちゃ電車について紹介します
かぼちゃ電車保存会
名古屋 諒さん
今回は、9月15日にデビューした「かぼちゃ電車バスII(2号車)」のお話しです。
皆さん、このバスが走る姿を見かけましたか?それとも乗りましたか?このバスは運行エリアが広いので、出会えたらラッキーなんですよ!
さて、かぼちゃ電車バスは2016年に1号車が誕生し、市内中心部の路線で活躍しています。電車が走っていた南区方面にも走らせて欲しいという声もあり、かぼちゃ電車保存会が出資・全面協力をし、こだわった仕様の2号車「かぼちゃ電車バスII」が誕生しました。
この2台を比べると違いがいくつかあります。1号車の正面の塗装はV字型にカーブを描いていて、これは「金太郎塗り」という昭和30年代までの電鉄(かぼちゃ電車)の車両に見られる塗装を再現したものです。一方、2号車の正面の塗装は直線で「II」の文字が入っています。このローマ数字の「II」は「11」にも見えますよね。つまり、月潟駅で保存しているモハ11号電車の塗装を再現したものなのです。
この他、2号車の車内は実際のかぼちゃ電車と同じ布地を使った座席の「なつかシート」や、電車と同じ部品を使用したドアブザーや降車ボタンなど、乗って楽しいこだわりがたくさんあります。ぜひ、かぼちゃ電車バスに乗ってみてください。
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