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自治体の皆さまへ

住みたくなるまち南区 自治協議会だより 令和6年3月17日発行 第29号

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新潟県新潟市南区

区民の皆さんと区役所をつなぐ「協働の要」自治協議会。活動の内容などをお知らせします。

◆令和5年度の部会活動について
2月までの活動について紹介します。

▽部会とは?
南区自治協議会には、各専門分野に分かれた3つの部会があります。
委員30人がいずれかの部会に所属し、それぞれが担当する分野の振興や課題解決に向けて活動しています。

◆第3部会 産業 観光 文化・スポーツなど
第3部会の新規事業で、南区の魅力を区外の方々に知ってもらうため「産業・伝統・味覚3セットツアー」を昨年11月20日、21日に開催しました。
両日とも定員25人のバスツアーに対し、初日72人、二日目59人と多数の応募があり、うれしい悲鳴となりました。ツアーは新潟駅南口発着で、午前中は月潟の満徳寺からJA新潟かがやき選果出荷場、白根の割烹金長で昼食休憩をはさみ、午後からは中村観光果樹園とアグリパークを巡りました。
初日は雨天、二日目は好天と条件は異なりましたが両日ともに参加者から好評をいただき事業を継続する励みになりました。次回はさらにツアーの内容を充実させ、南区の魅力を伝えていきたいと考えています。

◆南区自治協議会独自研修 SDGs de 地方創生研修
南区自治協議会では、委員の活動の活性化を目指して毎年研修会を開催しています。今年度は「SDGs de 地方創生カードゲーム」という体験参加型の研修に取り組みました。
委員がそれぞれ事業者や行政職員となり、互いに協力し合いながら資金や人材を活用しながら事業に取り組むことで、持続可能なまちづくりを進めるゲームです。
最初は戸惑いながらも徐々に盛り上がり、あっという間の3時間でした。住民、事業者、行政それぞれの立場や役割を理解し、これからの自治協議会活動に生かせる多くのものを学ぶことができた研修でした。

▽「SDGs de 地方創生カードゲーム」とは
ゲーム会場を「1つの架空のまち」とし、参加者が住人や行政としてチームを組み、地方創生プロジェクトに取り組むビジネスゲームです。
1人1人の行動によって「人口」「経済」「環境」「暮らし」の指標が変化し、持続可能なまちとなるのか、消滅可能性が高いまちになるのかをゲームを通じて体験できます。

◆まちづくり活動サポート事業
自治協議会では、より効果的な協働による事業展開を図ることを目的とし、地域の課題解決に向けた事業を地域団体などから募集しました。今年度採択した7つの事業のうち、3つの事業を紹介します。

○あじかた食の歴史ロマン隊(味方地区コミュニティ協議会)
味方産の食材や食文化について子どもたちが学び、メニューを開発して、広く内外へ発信する活動に取り組みました。
小学校では米を中心にネギやダイコンなどを育て、6年生がその食材でお弁当を開発しました。中学生は地域の代表的な食材「レンコン」を活用したメニューの考案と試作調理をして、オリジナルの「レンコンパスタ」を完成させました。この事業を通じて地域の農業や食への理解を深めました。今回作成したメニューはチラシや冊子、SNSなどで紹介していきます。

○温故知新~愛するまち庄瀬~(庄瀬地域コミュニティ協議会)
かつて庄瀬地域に多くの店舗がにぎわっていた頃のことを高齢者に伺うと、当時の住民同士の助け合いや明るさ、たくましさに溢れていました。その当時について地域で共有しながら、今年2月に庄瀬小学校の授業に地域の高齢者を招いて話を伺うことで、当時を知らない世代に伝えられるエピソード集が完成しました。

○地域ポータルサイト「みなみナビ」(秋は南区!フェスタ実行委員会)
南区の皆さまをはじめ、近隣に住む皆さまに活用いただけるWEBサイト「果実と大凧 伝統のまち みなみナビ」を開発し公開しました。ホームページには、区内のイベント、食べものや、おすすめスポットなど幅広く発信しています。南区の情報収集にぜひ活用してください。

問い合わせ:南区自治協議会事務局(地域総務課内)
【電話】025-372-6605

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