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自治体の皆さまへ

東区の救急事情

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新潟県新潟市東区

コロナ禍で減少していた救急出動が昨年急増し、今年はさらに増加しています。救急車はみなさんのセーフティネット。上手に利用して、命を守りましょう。
さて、今回は東区の救急事情と題して現状をお届けします。事故予防などに繋げてもらえればと思います。

■入浴のリスク
東区では入浴が関係し、年間15人前後の人が亡くなっています。(市全体では100人以上)
交通死亡事故は、新潟県全体で64人(令和2年政府統計の総合窓口e-Stat)でしたので、入浴が関係した死亡者数の多さが分かります。
ヒートショックが主な原因とされていますので、浴槽と脱衣場などの温度差が大きい冬季は特に注意が必要です。

■心肺停止
突然心臓が止まった人を助けるための応急手当として、心肺蘇生とAEDがあります。昨年度は、東区で開催した救命講習に2,000人を超える人が受講されました。(市全体では約12,000人)
心臓が止まった人の搬送人数は、東区から年間約120人前後を搬送しています。(市全体では約700人から800人)
助かるはずの命を助けるには、みなさんと消防(指令課・救急隊・消防隊)、医療機関の連携(救命リレー)が極めて重要です。
さらに多くのみなさんから救命講習を受講していただいて、有効な救命リレーを繋いでいきましょう。

■乳幼児
東区から搬送された傷病者のうち乳幼児(4週間以上7歳未満)の搬送者数は、年間200人を超え、増加傾向です。
住宅からの搬送が80%を超えており、乳幼児の病気、ケガの多くは住宅で発生しています。
病気では熱性けいれん、ケガでは転倒して頭部、顔面の負傷が多い傾向でした。
また、住宅内での発生が散見される命に危険がおよぶ事故として、固形物(食べ物、玩具)による窒息、高所から墜落・転落、浴槽内での溺水があります。これらは大人が注意することで予防できる事故です。危険性を認識し、未来を担う子どもたちの命を守り抜きましょう。

火事・救急・救助は119番

問い合わせ:東消防署地域防災課救急担当
【電話】025-275-9111

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