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防災Q and A

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新潟県新潟市江南区

Q.災害時に断水したらトイレはどうすればいいの?

A.大規模災害時には、断水や停電、汚水処理施設の被災により、水洗トイレが使用できなくなります。
過去の災害では、最大1か月間の断水が続くこともあり、長期にわたって水道が利用できないためにトイレが劣悪な衛生環境となり感染症を引き起こす場合があります。また、被災者がトイレの使用を減らすために水分や食事を控えがちになり、様々な体調悪化を引き起こすケースも報告されています。
災害時におけるトイレの確保は、極めて重要な課題であり、飲食料等の支援と同様に被災者の「命を支える社会基盤サービス」の一つとして認識されています。
もしもの場合に備えて、断水時の自宅でのトイレ利用について考えてみましょう。

◆水が流れる場合(下水道が破損していない)
・排泄後、バケツなどで流す
・使用済みトイレットペーパーは詰まりやすいので、ビニール袋などに分別して保管

◆水が流れない場合(下水道が破損している)
・携帯トイレを既設トイレに設置
(1)洋式便器にビニール袋を設置して固定し、その上に更にもう一枚袋をかぶせる
(2)ビニール袋の中に新聞紙やぼろ布を敷いて排泄後、内側の袋だけ取り出す
(3)排泄物はパッキングして保管する

≪CHECK≫
・災害時は、最大1か月の断水によりトイレが流せないことも
・トイレ使用を減らすために飲食を抑えると体調悪化の原因に
・長期の断水が予想される場合は、自宅での携帯トイレ使用を検討

問合せ:地域総務課
(【電話】025-382-4526)

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