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自治体の皆さまへ

認知症の高齢者をサポート~あなたの気づきとひと声が大切です~

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新潟県新潟市江南区

◆認知症とは?
認知症とは、さまざまな原因で脳の細胞が壊れたり衰えたりすることで、脳の働きが悪くなり、日常生活に支障をきたしている状態のことです。
特別な病気ではなく、誰もがなる可能性のある病気です。

《Point》もの忘れ」と「認知症」の違い
▽老化によるもの忘れ
・体験の一部を忘れる
・忘れたことを自覚している
→日常生活に支障はない

▽認知症による記憶障がい
・体験そのものを忘れる
・忘れたことが自覚できない
→日常生活に支障がある

○2年後には、高齢者の5人に1人が認知症に!?
65歳以上の認知症患者数推定と推定有病率(各年齢層の認知症有病率が平成24年以降も上昇すると仮定した場合)

令和7年には、65歳以上の高齢者のうち、約5人に1人が認知症になる見込みです。

出典:平成29年度版高齢社会白書(内閣府)

○認知症の人への対応の心得は、3つの「ない」!
『驚かせない』後ろから声をかけるのはやめましょう。
『急がせない』相手の言葉をゆっくり聞きましょう。
『自尊心を傷つけない』目線を合わせて優しい言葉で話しましょう。

◆認知症のおそれがないかチェックしてみましょう
自分だけでなく、周りの高齢者にも声をかけ、一緒に診断してみましょう。

◆認知症の高齢者を見守る仕組みに参加しませんか?
江南区で独自に行っている取り組みを紹介します。

1.見守り隊メール
「見守り隊メール」では、一人で外出し家に戻れず困っている高齢者の特徴をつたえ、早期の発見と帰宅を支援する「はいかいシルバーSOS情報」を発信しています。
その他、不審者情報や福祉関連の情報も配信しています。
メールの登録をお願いします

▽手順
(1)本紙掲載の二次元コードを読み取り、空メールを送信してください。
(2)URL付きのメールが届きます。
(3)URLにアクセスし、登録を行ってください。

▽ご利用上の注意事項
利用料金:登録は無料です。受信にかかる費用は各自でご負担ください。
企業広告:登録すると企業広告も配信されます。

2.見守りシール
「見守りシール」は、普段から服や持ち物に貼り付けておき、認知症の人が家に戻れなくなった場合に、発見した人がシールを読み取ることで、伝言板を通じて家族と連絡が取れるサービスです。
このシールを見かけたら…スマートフォンで二次元コードを読み取ってください

声をかけるときには、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」を心掛けましょう。
後ろから声をかけるのは禁物です!

《ご家族の方へ》
見守りシールは、健康福祉課11番窓口で交付しています。
※交付には条件があります。まずは、区役所、地域包括支援センターにご相談ください。介護保険サービス利用者はケアマネージャーにもご相談いただけます。

問合せ:健康福祉課 高齢介護担当
【電話】025-382-4383

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