Q.車で避難する際の注意点はありますか?
A.災害時の緊急避難は、徒歩が基本です。しかし、数日以上の避難が必要な場合、プライバシーの確保やペットの同伴などを理由に車中泊を選択する方が多くなっています。
また、これからの季節は、大雪による立ち往生で車中泊を強いられる場合もあります。そういった状況下では、長時間体を動かさないことによる「エコノミークラス症候群」や、車のマフラーが雪で塞がれ、車内に排気ガスが充満することによる「一酸化炭素中毒」など、命にかかわる疾病の発症リスクが高まります。冬の車中泊に備え、事前準備や確認をしておきましょう。
◆車中泊できる安全な場所
・付近に倒壊しそうな建物などがない
・ハザードマップ上で災害リスクがない
・近くでトイレや物資が調達できる
・積雪時にマフラーが埋もれない
◆事前準備品(あると便利なもの)
・クッション
・毛布
・断熱マット
・水
・食料
・携帯トイレ
・着圧ソックス・ストッキング(エコノミークラス症候群対策)
◆エコノミークラス症候群リスク(1つでも該当する場合は救護所へ)
・片側の足がひどくむくんで痛い
・息切れ感がある
・唇の色が悪い
◆症状が出る前の予防対策
・4時間ごとに歩く
・水分補給
・着圧ソックスの着用
・ふくらはぎマッサージ
問い合わせ:地域総務課
(【電話】025-382-4526)
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