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自治体の皆さまへ

まもなく梅雨時期 大雨に備える

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新潟県新潟市江南区

令和4年8月、村上市、関川村をはじめ県北地域を中心に統計開始以来の降水量となる記録的な大雨に見舞われました。
近年、全国的に大雨による災害は激甚化しており、平成10年には江南区でも道路の冠水などの被害が発生したほか、平成23年の新潟・福島豪雨では信濃川の水位が上昇し、堤防を越水する恐れがありました。
これから、大雨や台風の季節がやってきます。いつ起こるかわからない「もしも」のために、情報収集や備蓄、訓練への参加など、日ごろから十分に備えましょう。

◆年々増加する集中豪雨
近年、1時間あたり50mm以上の豪雨が全国的に多く発生しています。特に、線状降水帯による雨は長期間に渡り、大規模な被害をもたらします。突然雨が降り出すこともあるため、事前の対策・備えが大切です。

大量の暖かく湿った空気が持ち上げられて積乱雲が発生し、列をなすことで強い雨が長期間続きます。

◆江南区をめぐる、水害との戦いの歴史
現在は河川改修工事などにより改善されましたが、かつては堤防の決壊による大規模浸水が多発していました。

▽曽川切れ(信濃川)
1917年に、水門の補修工事箇所から堤防が決壊し、長期間の浸水が起きました。

▽上和田切れ、和田切れ(信濃川・小阿賀野川)
1698年と1757年に、2本の川の合流地点で堤防が決壊し、農作物に大きな被害が及びました。

▽木津切れ(小阿賀野川)
阿賀野川の蛇行地点で大量の水が小阿賀野川に流れ込むことで堤防が決壊し、家屋や橋に被害が及びました。

◆もしもの時に備えて避難行動をチェックしよう
▽マイ・タイムラインを作ろう
「マイ・タイムライン」は、前もって自分の取るべき行動を整理し、時間軸にまとめたオリジナルの避難行動計画です。流れを整理することで、いざというときも慌てずに避難することができます。
今回は、その一部である避難方法を考えてみましょう。

≪避難方法を考えよう≫
・いつ(タイミング)[高齢者等避難(警戒レベル3)・避難指示(警戒レベル4)]
・なにで(移動手段)[車での移動はなるべく控えよう!]
・どこへ(避難場所) へ逃げます!
・移動時間  分

[!]避難のポイント
『水害時の服装はレインコート、リュック、スニーカーで』
長靴に水が入ると重くなり、危険な場合もあります。
濡れた時の着替えや軽食など、非常用の持ち出し品をリュックに入れ、動きやすい服装で早めに避難しましょう。

→check1 避難のタイミングを確認しよう
高齢者や妊婦など移動に時間がかかる人は、警戒レベル3「高齢者等避難」が避難のタイミングです。小さなお子さんがいる場合も、レベル3での避難を検討してください。
警戒レベル4「避難指示」が出たら、全員がすぐに避難してください。

→check2 複数の避難場所を検討しよう
ハザードマップを使って、洪水時の浸水範囲と避難所の位置を確認しておきましょう。
自宅の2階以上や親戚・知人の家など、避難所以外の避難場所も検討してください。
自宅の上階へ避難する場合を想定して、家庭内備蓄を用意しておきましょう。

問い合わせ:地域総務課
(【電話】025-382-4526)

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