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消防職員意見発表会 全国大会 江南消防署 赤松さん「救急車の適正利用」を提言

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新潟県新潟市江南区

江南消防署所属の赤松駿助さんが、5月30日に大阪府で開催された消防職員意見発表会の全国大会に出場しました。赤松さんはその内容や表現力が評価され、新潟市の職員としては45年ぶりに出場を果たしました。
この大会は、業務に対する提言や取り組むべき課題について発表し、消防業務の諸問題に関する知識の研さんや意識の高揚を図るため、開催されています。
赤松さんは、「物語で変える救急の未来」をテーマに、全国的に救急出動件数が増加し、現場到着時間が長くなっていることに着目し、この原因には、不要不急の救急要請があることを指摘しました。そこで、小学校の教科書に救急車にまつわる物語を載せることで、適正利用についての意識向上を目指したいと提案しました。
令和5年、新潟市消防局管内での救急出動件数は45,405件で、そのうち軽傷は26.3%でした。本当に必要な方が利用できるよう、今一度救急車の在り方を確認しましょう。

◆新潟市消防局 江南消防署 赤松 駿助さん
全国大会に向け、周りの職員からもアドバイスをもらい、当日に備えました。
スピーチでも伝えましたが、数年前に私の母が職場で緊急搬送された際、同僚の方から、救急車がなかなか到着せず不安だったことを聞き、傷病者の家族としても、救急隊員としても、心を痛める経験をしました。
江南署管内では、一日7件程度の救急要請があり、連絡が入ればまず救急車を出動させて現場を確認します。江南署の救急車が出動している場合は、新潟市消防局の別の場所から救急車が出動するため、到着までの時間が長くなることもあります。
ぜひ、「本当に必要な救急要請か?」ということを考えて119番通報をしてください。「1秒でも早く来てほしい」と願う方を救うため、ご協力をお願いします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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