40年に渡り亀田郷土地改良区の理事長として亀田郷の発展に尽力された故佐野藤三郎さんが、先日4人目の名誉市民に選定されました。これを記念して、亀田郷の歴史や佐野さんにまつわるエピソードを紹介します。
『市内有数の穀倉地帯「亀田郷」』
「亀田郷」とは、越後平野を流れる信濃川、阿賀野川、小阿賀野川、そして日本海で囲まれた地域を指します。東西11km、南北10km、約1万ヘクタールの地域であり、江南区のほとんどがここに含まれています。実は、面積の3分の2が海抜0メートル以下の土地で、かつては「地図にない湖」と表現されるほどの低湿地であり、その中で人々は、砂丘の上で集落を作って生活してきました。
現在は、美しい田園が広がり、市内でも有数の穀倉地帯として発展しています。
佐野さんについて市報5月5日号でも紹介しています
次回は、かつての亀田郷の様子と亀田郷土地改良区の役割について紹介します。
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