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自治体の皆さまへ

認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまちに

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新潟県新潟市江南区

認知症とは、さまざまな原因で脳の働きが悪くなり、日常生活に支障をきたす病気のことで、誰もがなり得る可能性があります。令和12年には、65歳以上のおよそ7人に1人が認知症になると推定されています(※)。認知症の方やそのご家族だけでなく、地域の誰もが当事者として認知症について知り、支えていくことが重要です。
※厚生労働省研究班「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」令和5年

◆最近、こんな症状はありませんか?
・忘れ物が増えた
・物の整理が苦手になった
・怒りっぽくなった など

◆認知症かな?と思ったら
認知症は早期発見・早期治療が重要です。
予防することで発症を遅らせることもできます。不安に思ったら、まずはかかりつけ医や地域包括支援センターに相談してみましょう。

◆認知症予防4つのポイント
(1)運動
ウオーキングや体操などの運動を継続的に行いましょう。

(2)食事
塩分を控えめに、お酒はほどほどに、バランスのよい食事を心がけましょう。

(3)社会参加
地域の茶の間や公民館のサークル活動に参加するなど、人と積極的に交流しましょう。

(4)睡眠
質の良い睡眠は体や心の健康を保ちます。

◆地域包括支援センター~認知症や高齢者の生活相談窓口~
介護予防や介護保険サービスの利用方法についてご案内し、高齢者の皆さんの生活を総合的に支援しています。それぞれ対象の中学校区にお住まいの方がご利用いただけます。
・地域包括支援センター大江山・横越(大江山・横越中学校区)【電話】025-278-7860
・地域包括支援センターかめだ(亀田・亀田西中学校区)【電話】025-383-1780
・地域包括支援センター曽野木両川(曽野木・両川中学校区)【電話】025-282-7295

◆困っている様子の方を見かけたら
認知症には、何度も行っているはずの場所で迷ってしまう症状もあります。困っている様子の方を発見したら、3つの「ない」を意識して声をかけ、認知症が疑われる場合は、最寄りの警察署や区役所に連絡してください。
・驚かせない
・急がせない
・自尊心を傷つけない

◆見守りシールを見つけたら
江南区では、認知症の方の服や持ち物に貼り付けられた「見守りシール」を読み取ることで、ご家族の方とインターネット上の伝言板で連絡を取ることができるサービスを導入しています。

サービスを利用されたい方は、区役所、地域包括支援センター(介護保険サービス利用者はケアマネージャーも可)にご相談ください。
※条件があります

◆認知症カフェ オレンジカフェぷらむに参加しませんか
江南区では、認知症の方やそのご家族が、不安や悩みなどを共有したり、聞いたりできる交流会を月1回開催しています。
関心のある方ならどなたでも参加でき、楽器演奏や講演会など、さまざまなイベントを行っています。

▽9月のカフェ「ゆるーく学ぶ認知症」
日時:9月8日(日)13時半〜15時
場所:亀田地区コミュニティセンター
参加費:200円

問い合わせ:認知症カフェ企画運営委員会 事務局
(【電話】090-4946-1816)

▽interview オレンジカフェぷらむ 運営 押木内科神経内科医院 永井 博子 先生
このカフェを始めたきっかけは、認知症に関わる方々が持つ悩みや想いを共有できる場所をつくりたいと思ったことでした。今年で8年目になり、50人ほどが参加し、仲間づくりなど楽しいひとときを過ごしていただいています。
サポートに興味がある方もご参加いただき、当事者から生の声を聞くことで、関わるきっかけになればうれしいです。
「認知症になったら…」と不安を抱えている方もいらっしゃると思います。気になることがあったら、まず相談してください。早期の発見、治療で進行を抑え、趣味やお仕事を続けられている方もいます。
患者数が年々増加している中、住み慣れた地域で、自分らしく生き生きと暮らすためには、周りの方々からの理解と支援が必要です。困っている方に優しく声をかけるなど、ぜひ、できることから始めていただきたいと思っています。

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問い合わせ:健康福祉課 高齢介護担当
(【電話】025-382-4383)

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