Q.災害時に不足しがちな栄養素は?
A.発災直後は、パンやおにぎりなど炭水化物中心の食事が多くなり、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足するため、便秘や口内炎になりやすくなります。
また、物流機能が低下し、食品の入手が難しくなります。加えて、水道・電気・ガスなども復旧まで1週間以上かかる場合があります。非常食だけでなく、日頃から「ローリングストック」で、栄養や使い勝手を考えながら、バランスよく備蓄しましょう。
▽ローリングストック
普段から食品を少し多めに買い置きし、古いものから消費して買い足すことで、日常的に備蓄する方法。3日~1週間分の食料を確保しておきましょう。
◆災害時に役立つ日持ちする備蓄食品
▽主食…エネルギー源
パックご飯
カップ麺
乾パン
▽主菜…たんぱく質
肉魚豆の缶詰
レトルト食品
乾物(かつお節)
▽果物…ビタミン・ミネラル
ドライフルーツ
野菜ジュース
▽副菜…ビタミン・ミネラル・食物繊維
野菜(ジャガイモ、玉ねぎ、カボチャ)
乾物(切干大根・わかめ)
インスタントスープ
▽その他
・乳製品
・嗜好品
・調味料
出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
問い合わせ:地域総務課 地域・防災グループ
(【電話】025-382-4526)
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