あけましておめでとうございます。
皆さまには、日頃から市政・区政の推進にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨年は元日に地震が起こるという思いもよらない年明けになりました。改めまして、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、復興に向けてご尽力いただいた方々に深く感謝申し上げます。
地震の発生は、日ごろからの防災意識を見つめなおし、今後の地震へ備えるきっかけになりました。大きな被害を受けた曽野木地区では、住民の皆さまによる意見交換とワークショップが開かれ、その内容を活かした避難所運営訓練が実施されました。区としましても、区民の皆さまの生活の土台となる安心安全をしっかりと確保するため、地域防災力の強化に取り組んでまいります。
さて、本年は乙巳(きのとみ)の年です。「乙」は芽吹きを、「巳」は脱皮を意味し、新たな成長への変化の象徴とされ、今まで積み重ね努力してきたことが芽吹き花開く勢いのある年になるといわれています。困難を乗り越えながら地域の交流が活性化し、区全体が盛り上がっていくことを期待しています。
区長を拝命してから3度目の正月を迎えました。これまで、区民の皆さまとの交流と対話を最も大切なこととして、区政を運営してまいりました。様々なイベントにも参加させていただき、地域の方々の想いや絆、伝統に触れさせていただく中で、江南区の良さ、素晴らしさを日々実感しているところです。
一方で、人口の減少などに伴い、地域が抱える課題は多様化・複雑化しています。区民の皆さまの声に耳を傾け、様々なニーズや、環境の変化に柔軟に対応しながら、課題の解決に向けた取り組みを着実に進めてまいります。
引き続き、皆さまと心を寄せ合いながら、江南区の将来像である「緑と調和した賑わいと安らぎのあるまち」の実現に向けて、職員一丸となり取り組んでまいりますので、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
新しい年が皆さまにとりまして、幸多き素晴らしい一年となりますことを心より祈念し、年頭のあいさつといたします。
令和7年1月1日
江南区長 坂井 玲子
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