亀田地区は「藤五郎梅」および「越の梅」の発祥地です。
実の収穫を目的とする江南区の梅は、鑑賞用の花梅と違い、薄紅色の花を咲かせます。
開花時期は3月中旬から下旬ころです。「梅の花咲くおすすめ散策スポット」を巡ってみませんか。
梅の開花予測:3月21日頃
◆藤五郎梅の歴史
江戸時代の終わり頃、旧亀田町荻曽根の青果問屋、宇野藤五郎が鑑賞用に植えていた梅の実を市に出したところ「果汁が多く、肉厚で大玉だ」と好評を博し、藤五郎梅と呼ばれるようになったと言われています。
また、現在の「藤五郎梅」は明治の終わりごろに、宇野節次郎(屋号 藤五郎)が水戸から優良苗木を持ち帰り、選抜した品種とされ、この梅を新潟市内で売り歩くうちに、品質が特に優れていたため、当時の県令がこの梅を「藤五郎梅」と命名したとされています。
昭和30年に果実酒が自由化され、梅がブームとなり県内各地で栽培されるようになりました。亀田では藤五郎梅を梅干し、梅酒、梅肉エキス、梅シロップ、梅ゼリー、梅酢などに加工して利用しています。
◆散策される方へのお願い
ご覧いただく梅の木は、近隣の梅農家の畑です。
畑内への立ち入りはご遠慮ください。
また、路上駐車や私有地への立ち入りもご遠慮ください。
◆当日イベント
日時:令和7年3月16日(日)10時~13時半
会場:江南区役所(外)
内容:藤五郎の梅ご飯やとん汁販売など
◆梅の開花情報
江南区役所Facebookへ
問い合わせ:産業振興課 農政グループ
(【電話】025-382-4816)
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