秋葉区長 長崎 忍
令和6年の新春を迎え、皆さまの健やかな一年の始まりを心からお慶び申し上げます。
昨年は区自治協議会提案事業「地域コミュニティの未来ビジョン」策定のため、区内全11コミュニティ協議会に区役所も協力して取り組みました。各地域ではさまざまな世代の区民20~30名が参加して、5年先、10年20年先を展望した活発なワークショップが開かれ、小中学生や高校生・大学生からも地域のよりよい未来を思い描いた提案が堂々と発表され、参加者の心に確かな未来への光明を灯したと実感しています。
今まさに、未来ビジョンの実現に着手する年が始まりました。10年20年先の地域の主役となる子どもたちからは『子どもの居場所(身近な自習スペースやボールで遊べる公園・広場など)の必要性』や『移動手段(電車・路線バス)を使いやすくすること』が提案され、すでにコミ協と自治協、区役所が連携して協議を始めています。
なお、本年はJR東日本「SLばんえつ物語」号の定期運行開始25周年やエフエム新津開局30周年、さらには新潟地震発生から60年、中越地震発生20年の節目の年に当たり、観光交流と安心安全なまちづくりでも新たな展開を期すべき年と考えています。
まだまだ新型コロナウイルス感染症や季節性インフルエンザなどの流行は続きますが、秋葉暮らしおよび各地域コミュニティに暮らす意味を考え、価値を捉え直して、子どもたちが望む地域の未来が実現するよう、ぜひ皆さまのご参加、お力添えをお願い申し上げます。
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