11月10日、秋葉区と新潟市スポーツ推進委員連盟秋葉区協議会による秋葉区健康ウオーキングが開催されました。参加者が巡った史跡やスポットを紹介します。小口の歴史を学びに、皆さんも出掛けてみませんか。
◆金剛力士像(小口神明宮観音堂)
新津地域に現存する三対の金剛力士像の1つ。観音堂を守るために1744年に作られ、その威厳と迫力のまま現在も仁王門の中に安置されています。
◆間神社跡
いたずらをしていた河童が改心した伝承があり、水難よけの神社として知られます。現在は社はなく、代わりに河童の像が飾られています。
◆若宮社
承久の乱(1221年)の後、流刑された順徳天皇を追い、佐渡へ向かった若宮皇子最期の地とされるのが小口地区です。追手に見つかり自害した若宮皇子を、手厚く葬ったという歴史があります。
◆新津茶畑
江戸時代中期に始まり、新津茶として知られお茶産業が盛んだった新津。その後に発展した石油産業の影響で徐々に数は減っていきましたが、小口地区内で茶畑が見られるのはその時の名残です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>