新津第二小学校の4年生56人が、3月7日新津川にサケの稚魚を放流しました。今回放流した稚魚は、12月に卵を孵化させてから、児童たちが3カ月間餌やりや水かえなどを行って自分たちで育てた稚魚のほか、能代川サケマス増殖組合が生育した稚魚、合わせて1万5千匹ほどです。子どもたちは、「頑張って~」「大きくなって帰ってきてね」と声を掛けながら、稚魚の姿を見送っていました。
同校では、「サケが帰ってきてくれる新津川にしたい」という願いから、新津川の環境についても学習しています。新潟薬科大学の先生から講義を受け、身近な自然環境を少しでもきれいに保つために、自分たちでできることを考え地域の人たちに発表しました。
新津川がサケの戻る川となるよう、地域とともに考えて活動を続けています。
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