今年の元日に発生した能登半島地震で被災された皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。新潟市内では西区・中央区・江南区で液状化現象により甚大な被害が発生し、秋葉区におきましても主に住宅などで500件余の被害が発生しています。そのため、令和6年度は災害に強い秋葉区づくりを目的に、新潟地震の発生60年目となる6月16日(日)に秋葉区一斉災害対応訓練を実施します。また、雪解け後の地域の点検と美化を目的に、4月21日(日)に“あきはSDGsトライ!”秋葉区一斉クリーン作戦を実施します。
さらに、秋葉区みらい会議(事務局:新津商工会議所)との連携により、区役所周辺一帯を国の脱炭素先行地域の指定を目指して、区庁舎のZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化調査を行います。未来の災害に備え、区役所周辺一帯を強靭化すべく、再生可能エネルギーなどを活用して停電時に機能する災害拠点化にも取り組みます。
こども真ん中の地域づくりでは、こども達の円滑な区内移動を目的に、区内路線バス(区バス・下新線・金津線)の学生100円乗車の社会実験を行います。また、自習スペース増設などを目的に『こどもの居場所』を新津地域交流センター内に設けられるよう、区自治協議会・新津中央コミュニティ協議会等と連携・協働して取り組みます。ルール作りなどの話し合いには、中学生・高校生の参加もお願いする予定です。
元日の地震で始まった令和6年ですが、人と人とがつながって、安全安心で、心豊かな秋葉区づくりへの取り組みを進めますので、区民の皆さまのご理解とご参画をお願いいたします。
秋葉区長 長崎 忍
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