自分や家族、誰もが認知症になる可能性があります。周りの人が認知症という病気を理解し、認知症の人の気持ちに寄り添うことが大切です。新津図書館司書が選んだ認知症に関する図書を紹介します。日常で認知症について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
『わすれないでね ずっとだいすき』
ジーン・ウィリス/文
ラケル・カタリナ/絵
前田 まゆみ/訳
小学館 2022年刊行
いろんなことをすぐに忘れてしまうキャサリンさん。家に遊びに来た孫のこともわからなくなって、悲しくなってしまいます。でも大丈夫です。誰だかわからなくなっても、大好きという気持ちは忘れないから。家族への愛と優しさに包まれる絵本です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>