1月29日、新潟県埋蔵文化財センターで文化財防火デーに合わせた消防訓練が行われました。文化財防火デーは、1949年に奈良の法隆寺で起きた火災で壁画が失われたことをきっかけに定められ、毎年1月26日を中心に全国で文化財防火運動が展開されています。
訓練では館内の避難誘導、文化財の非常持ち出し、消防車両による一斉放水などが実施されました。訓練に参加した秋葉消防署員は「人命の救助が第一ということを念頭に置き、重要な文化財を守るためにも被害を最小限に抑え、燃え広がらないようにすることが大切」と話してくれました。
3月は乾燥により火災が起きやすい季節です。皆さんも火災を発生させないよう十分注意しましょう。
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