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地域と学校パートナーシップ事業

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新潟県新潟市秋葉区

新潟市では学校が今まで以上に地域に開かれ、地域と共に歩むことができるように、「地域と学校パートナーシップ事業」を行っています。
今号では各学校で実践されている「地域学校協働活動」の取り組みを紹介します。

◆荻川小学校
親子で笑顔になる「学びの拠点」
親子で学び、体験する「学びの拠点」を年に2回ほど開催しています。夏休みに「秋葉区の花卉(かき)産業」、冬休みに「お正月とは」をテーマに地域の方からお話を聞いて、コケ玉やお正月リース作りを行いました。コケ玉作りでは、力のいる土をこねる作業を親子で協力して行い、お正月リース作りでは、アイデアいっぱいのリースができあがりました。どちらも短い時間でしたが、地域について学び、親子の絆が深まる時間となりました。

◆阿賀小学校
子どもたちの視点から見た未来~地域の夢をかたちにする~
地域の未来像を考える、未来ビジョンづくり座談会に参加しました。子どもたちは、大人たちの前でも積極的に発言し、自分たちの思いをしっかりと届けるため、自信を持ってまちの未来ビジョンを発表しました。
地域の宝である子どもたちのために何ができるか、学校でもコミュニティ協議会と学校運営協議会を通じて検討を重ねています。地域と学校が連携し、子どもたちの成長を見守っています。

◆矢代田小学校
絆を深め、地域愛を育む「山の手ふれあいまつり」
地域と学校が一体となり、地域の活性化・発展のために自分たちができることを考え、発表する教育活動に取り組んでいます。毎年、山の手コミュニティ協議会と共催で「山の手ふれあいまつり」を開催し、今年度は区役所と連携して「秋葉の里 白雪もち麦」を使った創作スイーツやパンを販売しました。地域、保護者、学校の絆がより深まり、笑顔と優しさが溢れ、地域愛をさらに育む活動になりました。

◆新津第二中学校
地域からの温かい支援
地域や保護者が一体となった教育活動の取り組みとして、定期テストの前に「質問教室」を行っています。ボランティアの方にマンツーマンで勉強を教えてもらえる貴重な機会で、じっくり学習に取り組むことができます。また、技術の授業でも地域の方から工具の使い方や切り方のコツなどを指導してもらっています。参加してくれる地域の方も、生徒たちと触れ合い、生き生きとされており、地域と学校が交流を通して、共に元気になる活動となっています。

◆新津第五中学校
地域で働く大人から生き方を学ぶ
総合的な学習の時間に、職業や福祉、防災に関する講話や体験など、地域の皆さんの協力でさまざまな活動を実施しています。いろいろな職業の専門家から教えてもらえることは興味深く、家や学校以外の大人から「働く姿勢」、「思い」を聞くことで、将来の生きる力を身に付けます。これからの未来が輝く生徒にとって貴重な体験となるとともに、地域の魅力や感謝することの大切さも学んでいます。

問い合わせ:秋葉区教育支援センター
(【電話】25-5500)

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