今年の正月はどのように過ごされましたか?寝正月だった人は、自身の体型や運動不足が気になっているのではないでしょうか。今号では、区民の皆さまの命を守るため、日々トレーニングしている消防隊からトレーニング方法を教えてもらいました。皆さまの日々の生活に取り入れ、正月太りや運動不足を解消しましょう。
■マッスル1 腕立て伏せ
足を上げることで負荷が増え、より効果的にトレーニングできます。また、足を上げる場所が不安定であるほど、お腹や背中の筋肉でバランスをとるので体幹も鍛えることができます。自宅なら、ソファーなどが使えます。
・つま先で支える
・体をまっすぐに支える
・腕は垂直に
・腕を肩幅より少し広めに広げる
・あごが床に着くまで下げる
■マッスル2 ロープトレーニング
重りなどで負荷をかけたロープを引っ張ります。これは、消防隊が消火時に、消火ホースの位置を素早く変えるためのトレーニングです。腕や背中の筋肉を鍛えることができます。ロープを引く際は、軍手などで手を保護して行ってください。
■マッスル3 消防式ぞうきんダッシュ
雑巾がけは、低い姿勢で素早く進みます。これは、火災の際、煙が上にたまるため、消防隊は低い姿勢で素早く行動できるようにトレーニングしています。
・腰を頭より高い位置に!
・目線は前に!
・足は力強くリズミカルに!
・長い廊下を一気に駆け抜ける
■マッスル4 ダッシュ昇降運動
火災の際、エレベーターなどは使えず、階段を使って上り下りします。素早く動けるようにトレーニングしています。
自宅であれば階段などの段差を使ってトレーニングできます。その際、中身の入ったペットボトルを持ちながらやるとさらに効果的です。
・右足を上げる
・左足を上げる
・右足を下げる
・左足を下げる
4つの動きをリズミカルに繰り返し行います
重りを持ち、負荷をかけるとより効果的です
[注意]
ここで紹介したトレーニングは、かなりハードです。トレーニングを行う場合は、無理せず、自身の体力に合わせて行ってください。
運動の前後は、ストレッチで体をほぐしましょう。
普段運動していない広報担当者(46歳)が一緒にトレーニングすると、しばらく動けなくなり、2日間筋肉痛に苦しみました
◆消防隊からのお願い
消防隊は、皆さまの安全を確保するため普段から鍛え、いつでも出動できるよう備えていますが、出動がないのが一番です。令和6年も防火を心がけ、火災を起こさないよう、よろしくお願いします。
火の用心!
問い合わせ:西区地域課広報・広聴担当
【電話】025-264-7180
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