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イノシシに注意!

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栃木県野木町

野木町内や近隣で、イノシシの目撃情報が増加しています。
野生のイノシシは大変危険であるため、遭遇した際は十分な注意が必要です。
イノシシを目撃した際は、産業振興課(【電話】57-4151)までご連絡ください。

イノシシの被害を防ぐためには、生態・習性を知り、より効果的な対策を取ることが必要です。

■イノシシに出会ったら
1 イノシシを刺激しない(大声をださない、急に動かない、こちらから何もしない)
2 ゆっくりと後ずさりし、その場を離れるまたはイノシシが登れないような高いところに登る
3 近づかない

■人に慣れさせないようにしましょう
▽1 環境づくり
1 隠れ場をなくす
平地林の下草やヤブを刈り払いして、明るく見通しの良い環境を作りましょう。
2 餌場を作らない
・放任果樹(柿、栗など)、家庭菜園や田畑周りの野菜くずや果物を片付けましょう。
・ごみ集積所が餌場にならないよう、ごみ出しのルールを守り地域で工夫しましょう。

▽2 抑止
防護柵などを設置し、イノシシの侵入を防止しましょう。

◇イノシシの習性
1 イノシシは夜行性ではない
イノシシは夜間に活動しているイメージがありますが、夜行性の動物ではありません。人間が活動している時間帯は警戒して身を隠しているだけです。警戒心がなくなれば日中も行動するようになります。
2 イノシシは臆病で用心深い
人間の気配や違和感を感じれば出てこなくなります。
障害物などは初めてのものには警戒しますが、馴れてしまうと警戒しなくなります。
3 いざとなったら凶暴
臆病で警戒心が強く人間の前では身を隠す習性であっても、窮地に立ったイノシシは凶暴な野生獣になります。わなに掛かっていたり、何かの拍子に住宅地に迷い込んでパニックになったイノシシは人間に向かってくるので細心の注意が必要です。

◇イノシシの生態
1 運動能力など
・嗅覚にすぐれている。
また、鼻先だけで50~60kgのものを持ち上げる。
・助走なしで1m程度の跳躍ができる。
・足を折り曲げて柵をくぐることができる。
・鼻、腹、足の裏以外は体毛に覆われている(電気柵の電気が通じにくい)。
2 好きな(=隠れる)
場所:茂みやヤブがある場所が好き。
3 食べ物
春はタケノコ、夏は草・実、秋は山芋・根・ドングリ・栗などを食べる。
※植物食に偏った雑食性。学習能力が高く、エサを食べたことのある場所を覚える。
4 繁殖力
毎年4月~6月に平均4~5頭出産する。
発情期にあたる12~2月は興奮状態にあるので注意が必要。

問合せ:産業振興課
【電話】57-4151

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