[11月3日(祝)文化の日は観覧料無料]
西蒲区には地域色豊かな歴史や文化、偉人など数多くの魅力があります。ふるさと西蒲区の魅力をもっと深く知るために、文化施設に足を運んでみませんか。今回は西蒲区にある民俗資料館や美術館などの文化施設とそれぞれの見どころについて紹介します。
休館日など詳しくは区ホームページ(二次元コードから閲覧可能)や各施設に問い合わせてください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■中之口先人館
所在地:中之口363
電話:【電話】025-375-1112
開館時間:午前9時~午後4時半
観覧料:一般200円・高校生100円
※中学生以下無料
●先人の誇りここにあり
第36代「羽黒山政司」、東映映画創設者「大川博」など中之口出身の先人たちの業績を示す資料が数多く展示されています。中でも等身大の羽黒山像は必見です。
館内のギャラリースペースでは、各種企画展や地域の皆さんの作品が展示されるなど、地域の人にも愛されています。
11月2日(土)から17日(日)まで「山田邦興油絵展」を開催します。ぜひ来てください。
お得な澤将監の館との共通券も販売しています。文化の秋に中之口の文化施設を訪れてみませんか。
■澤将監の館
所在地:打越甲434
電話:【電話】025-375-1300
開館時間:午前9時~午後4時半
観覧料:一般300円・高校生150円
※中学生以下無料
●趣ある大庄屋の館
館内では美しい庭園や澤家の生活スペースなどを見学でき、中之口地区の開墾に尽力した澤家の暮らしが見て取れます。
木のぬくもりを感じる邸内は入館者からも人気で、四季折々の景観を楽しめます。
11月17日(日)まで「Niigata水の記憶プロジェクト」を開催中です。酒百宏一さん(東京工科大学教授)の作品や地域の移り変わりをとらえた写真、昭和期の農具・民具を展示しています。10月26日(土)午後1時半~午後3時半には、作品解説とワークショップがあります。
11月3日(祝)はお茶会も開催します。ぜひ来てください。
■岩室民俗史料館
所在地:和納2-9-35
電話:【電話】0256-82-1021
開館時間:午前9時~午後4時
観覧料:無料
●生涯学習と憩いのスペース
館内には明治期から昭和年代の電化による近代化が進むまで使われていた生活の用具・家具・生業の道具などさまざまな展示があります。人気スポットの交流広場では、けん玉やコマなど昔遊びを体験することができます。季節ごとに展示を行う「季節の飾り」は、SNS映えを意識しています。
あす21日(月)、11月18日(月)、12月16日(月)糸紡ぎ体験、11月21日(木)、12月19日(木)布草履(ぞうり)作り、11月15日(金)、12月20日(金)裂き織体験ができます。詳しくは電話で問い合わせてください。
■巻郷土資料館
所在地:巻甲3069-1
電話:【電話】0256-72-6757
開館時間:午前9時~午後4時半
観覧料:無料
●歴史的に価値ある所蔵資料
市指定有形民俗文化財の「のぞきからくり」や巻菱湖の関係資料などが展示されています。のぞきからくりは、江戸後期から昭和初期まで主に縁日の見世物として全国的に流行した大衆娯楽の一つです。現存数は全国でも数台程度しか確認されておらず、ほぼ当時の状態で保存され、かつ、口上師による実演可能なものとしては全国的に貴重なものとなっています。
11月30日(土)まで旧巻町ゆかりの画人「伊東伯陽展」を開催中です。11月2日(土)・9日(土)午後1時半~午後3時半に、岡村鉄琴さん(新潟大学教授)たちによる作品の講演会・鑑賞会があります。
また、10月26日(土)・11月3日(祝)・9日(土)・17日(日)・30日(土)午前10時半~11時半には、のぞきからくり「幽霊の継子いじめ」「八百屋お七」の口上実演もあります。ぜひ来てください!
■潟東樋口記念美術館・潟東歴史民俗資料館
所在地:三方92
電話:【電話】0256-86-3444
開館時間:午前9時~午後4時
観覧料:一般500円・小・中学生300円
※土・日曜、祝日は中学生以下無料
●落ち着いた空間で楽しむ美術(潟東樋口記念美術館)
昭和47年に設置され、旧潟東村出身の樋口顕嗣さんによって寄贈された絵画、陶芸品、貴金属類などを収蔵・展示しています。
東京美術学校を首席で卒業した、新潟市出身の戦没画家金子孝信や明治から昭和にかけて活躍した安宅安五郎の作品など見どころのある作品ばかりです。
●後世に残したい文化と歴史(潟東歴史民俗資料館)
「潟東」の地名の由来となった、今は無き鎧潟の民具からは当時の人々の暮らしを思い浮かべることができます。市民が手作りで製作した展示資料もあり、潟東地区の歴史や文化を楽しみながら学ぶことができます。
12月15日(日)まで「尾竹三兄弟三者三様展」を開催中です。旧潟東村ゆかりの越堂、竹坡、國観の三兄弟の同じ画題で描かれた作品を比較展示しています。11月23日(祝)にはギャラリートーク(当日先着20名)を開催します。ぜひ来てください。
特設コーナーでは「佐渡島(さど)の金山」世界文化遺産登録を祝して、2・3代広重の“佐渡金やま”の浮世絵を展示しています。
問い合わせ:地域総務課広報・文化スポーツグループ
(【電話】0256-72-8102)
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