「誰か」のことじゃない第75回人権週間(12月4日～10日)

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昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言の採択日である12月10日は、「人権デー」と定め、加盟各国に人権尊重思想の普及・高揚のための取り組みを実施するよう呼びかけています。
日本でも人権デーを最終日とする一週間、12月4日から10日までを「人権週間」と定めて、全国的に人権啓発活動を強化しています。
今回で75回目を迎える「人権週間」ですが、いじめや児童虐待、インターネット上の人権侵害、同和問題、感染症や障がいなどを理由とする偏見や差別など、さまざまな人権問題が依然として私たちの社会には存在しています。
さまざまな人権問題の解決には、「誰か」の問題ではなく、自分の問題として、認識を深めることが不可欠です。
この「人権週間」で、職場や学校、地域、家庭などで何気なく過ごしている日常生活を、人権の視点から改めて見直し、考えてみませんか。
市では「人権週間」に合わせて、人権啓発映画上映会を開催します。
今回はLGBTがテーマです。
タイトル：「カランコエの花」
とき：12月10日(日)
上映時間：(1)午前11時～11時45分(2)午後2時～2時45分
※上映時間の30分前から入場できます
ところ：教育情報センター
定員：各回100人(先着順)
その他：入場無料・申し込み不要

問い合わせ：市民課生活人権室
【電話】53-3363
記事ID：0062187

■人権トピックス
▽人権三法をご存知ですか?差
別の解消に向け、次の三つの法律が平成28年に施行されています。(記載の法律名は略称)
・「障害者差別解消法」障がいのある人も、ない人も、互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会を目指しています。
・「ヘイトスピーチ解消法」特定の人種や民族への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止、解消を目的としています。
・「部落差別解消法」部落差別の存在を法律で初めて明らかにし、部落差別のない社会の実現を目指しています。
差別のない社会の実現のため、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

■活動しています!人権擁護委員
法務大臣の委嘱を受けた人権擁護委員20人が、人権相談を受けて問題解決のお手伝いや、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行っています。
次の期間中、人権擁護委員活動紹介パネル展を開催します。
とき：12月11日(月)～18日(月)
ところ：マナボーテ村上1階エントランスホール

お問い合わせ：新潟地方法務局村上支局
【電話】53-2390