温かい場所から寒い場所へ移動した際に、その気温差で脳や心臓などに悪影響を及ぼす現象がヒートショックです。
寒い脱衣場や浴室など急激な温度差が生じる場合や寒いトイレで排泄する際、力いっぱいいきむなど、急激に血圧が上昇するような行動は危険が伴いますので注意が必要です。特に、入浴中の急変は溺水や溺死など重大事故に繋がりかねません。自宅で高齢者が入浴する際は、小まめに家族が声かけをするなど見守りをお願いします。
■安全に入浴するための注意点
・入浴前に脱衣場や浴室を暖める。
・湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にする。
・浴槽から急に立ち上がらないようにする。また、立ちくらみに気を付ける。
・食後すぐの入浴、飲酒後や医薬品服用後の入浴は避ける。
・入浴する前には、同居者に一声かけて意識してもらう。
問合せ:消防本部警防課救急係
【電話】53-7223
記事ID:0071285
<この記事についてアンケートにご協力ください。>