日本人の食事摂取基準2020年版では、成人1日の食塩摂取の目標量は男性7.5g以下、女性6.5g以下となっています。
新潟県の食塩摂取量は、男性11.0g、女性9.7gと目標量より多く摂取している現状です(令和元年度新潟県民健康・栄養実態調査より)。
■食塩の取りすぎで、身体はどうなる?
喉が渇き、水を飲んで血液の塩分を薄める
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血管壁への圧が上がる
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血管に傷がつき血管壁が硬く厚くなり、血液の通り道が狭くなると、将来…
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脳血管疾患、心臓病、腎臓病のリスクが高くなります!
■食塩を取りすぎないためのコツ
(1)旬の食材を使う
旨味が出やすい
(2)味にメリハリをつける
薄味のおかずと、しっかり味付けのおかずを組み合わせる
(3)だしを活用する
薄味でもおいしくなるうまみを活かす
※だしの他、減塩タイプの調味料やお酢、柑橘類の酸味・旨味も活用する
(4)風味のある食材を使う
例えば…ごま、のり、桜えび、くるみ、香味野菜を和え物に加えたり、ふりかける
■毎日の食生活を見直しましょう
塩分量が多い食品の食べる頻度や量を減らすなど、毎日の食生活を見直すことが大切です。
食事について詳しく知りたい人は、市役所または各支所の栄養士までご相談ください。また、月に一度、保健医療課で生活習慣病予防相談会を開催していますので、ぜひご利用ください。
問い合わせ:保健医療課健康支援室
【電話】53-3364
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