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地域包括支援センター通信

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新潟県村上市

■「村上市オレンジプロジェクト」に取り組んでいます~認知症への正しい理解が広がることを目指して~
認知症患者数は令和7年には、約700万人を超え、高齢者の約5人に1人が認知症になると推計されています。認知症は、誰もが発症する可能性のある身近な病気で、65歳未満の方でも発症する場合があります。
市では、認知症について関心を持ってもらうために、9月の『世界アルツハイマー月間』に合わせて、『村上市オレンジプロジェクト』を実施しています。認知症支援のイメージカラーであるオレンジ色を使い、市・協力事業所において、さまざまな啓発活動を行っています。
認知症を正しく知り、適切な接し方をすることで、認知症の人が穏やかに過ごすことができ、行動・心理症状(BPSD)という、環境や周囲の人々との関わり方が影響して現れる症状が抑えられる場合があります。地域の温かい声掛けや見守りの目は、認知症の人やその家族を支えます。
「笑顔や優しい言葉かけがうれしい」「迷っていたら一緒に歩いてほしい」「仲間に入れてほしい」
これは、認知症の人を介護している家族に、「もし自分が認知症になったら、どう接してもらいたいか」と質問したときの答えです。もし、皆さんの大切な人が、自分自身が認知症になった時、どんな声を掛けてもらいたいですか。
認知症を「自分のこと」として考えてみることが、正しい理解への第一歩となります。

9月は「高齢者見守り強化月間」でもあります。地域で高齢者を温かく見守りましょう!

問い合わせ:介護高齢課地域包括支援センター
【電話】75-8937
記事ID:0035493

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