クマは秋になると、冬眠に向けて餌を求めて活発に活動します。
餌となるドングリやブナの実などは、不作と予測されており、餌を求めて人里へ出没する可能性があります。クマ対策をして被害に遭わないように注意しましょう。
■クマに出会わないようにするために
・ラジオや鈴などを携行して、自分の存在を知らせる。
・複数人での行動を心がける。
・早朝や夕方は活動が活発になるので、山に入ることは避ける。
・クマの足跡や糞を見つけたら、すぐに引き返す。
・子グマを見かけた時は、近くに母グマがいる可能性が高いので、決して近づかない。
・餌になる生ごみなどは必ず持ち帰る。
・防災・行政情報アプリ「むらかみ情報ナビ」や防災メール、市公式SNSなどで出没情報を収集して、危険な箇所には近づかない。
■クマに出会ってしまったら
走って逃げたり、大声を出したりすると、驚いて攻撃してくる危険性があります。クマから目を離さず、落ち着いて、背を向けずにゆっくりその場から離れましょう。万が一、自分に向かってきたら、頭や首を両手で守ってうずくまるなどの防御姿勢を取ってください。
■クマを人里に寄せ付けないために
農地の野菜や果樹は残さずに収穫する、生ゴミは外に放置しないなどの適切な処理をお願いします。また、草刈機などに使うガソリンなどの揮発性の高い液体は、クマを引き寄せる可能性があるので、保管場所に十分注意してください。
■新潟県猟友会村上支部による有害鳥獣捕獲
市では、新潟県猟友会村上支部に有害鳥獣捕獲を許可しており、オレンジ色のベストや帽子を着用して、作業をしています。捕獲には散弾銃を使うので、発射音などで驚くこともあるかとは思いますが、ご協力をお願いします。
■クマを目撃したら
村上市役所【電話】53-2111
または村上警察署【電話】52-0110までご連絡ください。
クマの出没情報はホームページで確認できます。
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