新「村上市」誕生から16年が経過する間に市ではこれまでに、2つの大きな災害に見舞われました。
令和元年6月18日、午後10時22分に発生した「山形県沖を震源とする地震」では、山北地域で屋根瓦が落ちるなどの大きな被害が発生しました。
市ではチーム村上震災復興キャンペーンとして「がんばろう村上宣言」を行うとともに、令和元年8月号に生活復旧支援情報を5ページに渡り掲載し、被災された方たちに寄り添い、一日でも早くいつも通りの日常を取り戻せるようにと思い、生活を支援しました。
また、令和4年8月3日から降り続いた猛烈な雨は、範囲を荒川流域へと南下し、4日未明には、市内全域に大雨特別警報が発令され、市内の広範囲に渡り大きな被害をもたらしました。被害が最も大きかった荒川頭首工付近の集落である小岩内や花立、貝附集落では土石流による建物被害が多発。土砂や流木に覆われ、集落の風景が一夜にして一変しました。
市報では、令和4年9月号で、6ページに渡り市内の深刻な被害状況を掲載するとともに、4ページに渡り生活復旧支援情報を追加で掲載し、被災された方の生活再建制度をお知らせしました。また、令和4年10月号では、岸田文雄前内閣総理大臣が被災地を視察された様子や市内外から多くの方にご協力いただいたボランティア活動の様子、また、建設型応急住宅の入居開始について掲載しました。
災害から約1年が経過する時期に発行した令和5年8月号では、大雨による災害から1年が経過した小岩内集落などの現在の状況を掲載するとともに、被災した方の声を掲載しました。災害に遭ったことで実感した普通にある日常の大切さや、支援してくれた方たちへの感謝の気持ちが伝わる内容でした。
また、復興を祈願して行われた「村上市花火大会」や、令和4年8月の大雨と同規模の災害を想定して行われた「村上市防災訓練」の様子を掲載し、地域の防災力の向上と災害に対する備えの重要性を伝えました。
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今回は、市報むらかみの200号発行を記念して、これまでに発行した市報を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
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