※フレイル…身体的・精神的な機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態
※メッツ……安静座位時を「1」としてその何倍のエネルギーに当たるかを示したもので、運動の強さを示しています。例えば、家事活動(料理や洗濯物干し、掃除)は散歩30分相当の活動になります
出典:新潟県セルフマネジメント手帳
■日々の運動でフレイルを予防
寒い冬がやってきました。この季節は、体調を崩しやすく、特に高齢者の方々にとってはフレイルのリスクが高まる時期でもあります。寒い日が続くと、外に出るのがおっくうになって、家に閉じこもりがちとなり、活動量が低下して、フレイルになる人がいます。これらを予防するためには、日々の運動や自宅での生活活動が重要となります。
自宅で簡単にできる運動として、「むらかみ体操」「おうち体操」があり、ストレッチや筋力強化、口腔体操などの映像を見ながら取り組むことができます。
DVDを無料で配布しています。希望する人は、介護高齢課地域包括支援センターまたは各支所地域振興課地域福祉室までお問い合わせください。
■1日3メッツ以上の生活活動を続けましょう
運動以外でも日常生活の動作(料理、掃除、洗濯、入浴など)は、運動と同じ効果が期待できます。日常の中での当たり前の生活動作を続けることが、健康に過ごすためのポイントとなります。
メッツ日常生活動作表(表1)を参考に、1日3メッツ以上の生活活動を40分以上することを目指しましょう。定期的な運動と生活活動を続けることで、冬場のフレイル予防だけでなく、心身ともに元気な毎日を送ることができます。
問合せ:介護高齢課地域包括支援センター
【電話】75-8937
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