第17回令和6年度村上市展(日本画/洋画・版画/彫塑・工芸/書道/写真)

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芸術の秋の祭典「村上市美術展覧会」が総合文化会館で10月12日(土)～14日(月・祝)まで開催されました。
今号では市展賞受賞者の作品と感想を紹介いたします。

■日本画部門市展賞
松岡(まつおか)チサト(塩町)
町内の有志が空き地に花壇を作り手入れをしています。今年はユリの花がきれいに咲いたので、この絵をモチーフに選びました。有志の皆さまの思いを華やかに咲かせたいとの願いで描いてみました。思いもかけぬ市展賞を頂き本当にうれしく思っています。ありがとうございます。

■洋画・版画部門市展賞
斉藤通(さいとうとおる)(下大蔵)
名誉ある賞をありがとうございます。タイトルは私自身の日常であり、日頃感じている事を絵にしました。これで良いのか悩みましたが、認めていただけて大変光栄です。

■彫塑・工芸部門市展賞
小林一美(こばやしかずみ)(山居町一丁目)
栄えある賞を頂き恐縮しております。今回の作品は形をまとめるのに苦慮しましたが、あとは葡萄窯の炎に委ねた感があります。連日赤松の薪をくべ、1,100度以上を保とうとしたスタッフとの努力が景色となりました。火焔の美しさが心に残っています。ご指導をありがとうございました。

■書道部門市展賞
田村麗舟(たむらりしゅう)(幸町)
この度は市展賞を頂き、ありがとうございます。この賞に「自分が?」ととても驚きました。作品の創作では悩み苦労もありましたが、常に温かく見守りご指導頂いた先生に感謝するとともに、書道仲間と楽しくやってこれたからです。これからも楽しみながら書と向き合っていきます。

■写真部門市展賞
坂井弘司(さかいひろじ)(胎内市)
この度は、市展賞を頂きありがとうございました。家内と写真を撮りに三面川に行くと、漁師が刺し網を修理していて、今年は鮭が捕れないと話していました。網の修理を終えて鮭捕りに行くと、まもなく大きな雄の鮭がかかって漁師が喜んでいた1枚の写真です。

■その他の受賞者
一覧については本紙をご参照ください

問合せ：生涯学習課文化行政推進室
【電話】53-7511