■1/31絵本「小岩内の奇跡」で災害の記憶と教訓を後世に伝える(学)国際総合学園新潟デザイン専門学校と協定を締結(村上市役所)
令和4年8月の大雨により被害を受けた小岩内集落では、一旦は公会堂に避難したものの、昭和42年の羽越水害の経験から、高台の住宅へ再避難を決断しました。2時間後、公会堂は大量の土石流に飲み込まれましたが、人命を失うことはありませんでした。この奇跡的な経験を絵本化して、災害の記憶を風化させずに後世に継承することを目的としています。
締結式に出席した畑野副校長は、「絵本化することで、いつでも気軽に世代を問わずに伝えることができます。また、安心安全を意識しながら地域で暮らすことは大事なことで、分かりやすく伝えることができるのも、絵本やデザインの役割りだと思っています」と話していました。
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