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自治体の皆さまへ

上下水道は重要なライフラインです(2)

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新潟県村上市

■上下水道施設の整備状況
▽浄水場や下水処理場の施設数

※2 集合処理方式…汚水を下水道管で集めて処理するもの(公共下水道などが該当)
※3 個別処理方式…1戸(敷地内)ごとに汚水を処理するもの(合併処理浄化槽が該当)

水道事業の施設は、古いもので55年が経過しており、中でも山北地域の簡易水道の14施設は、老朽化が進んでいます。地震などの災害に備え、被害が拡大しないように老朽化した配水管や施設の更新を計画的に進め、安定的に水を供給する必要があります。
下水道事業の施設は、古いもので40年が経過しています。人口減少に伴い処理水量の減少が見込まれるため、点在している施設の効率的な再編とともに、災害に強い施設への改築更新を進める必要があります。また、集合処理方式(※2)から個別処理方式(※3)への事業転換の検討も必要です。
上水道事業では、施設更新費用は借入金で、借入金の返済については、積立金などを取り崩して収支不足を補っています。
下水道事業は、これまでの施設整備にかかった工事費の返済に年間35億円が必要で、借入金と一般会計からの繰入金を受けて返済に充てています。
下水道施設では、汚水処理施設の持続的な機能維持を図るとともに、大規模災害に備える整備が、必要になります。

■上下水道事業の持続可能な経営のためには…
将来世代にわたりインフラを持続可能なものとしていくために、健全な事業運営体制を構築して、重要なライフラインである上下水道事業の早急な経営改善に努めていきます。
現在「村上市上下水道事業審議会」では、料金改定について審議をしており、今後も審議内容や経営状況などを、市ホームページや市報むらかみでお知らせします。

問合せ:上下水道課経営企画室
【電話】66-6192

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