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在宅医療推進センターの活動

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新潟県村上市

高齢化に伴い医療・介護の需要が増加する中、令和7年の団塊世代の75歳到達を見据え、住み慣れた地域で最期まで暮らせる「地域包括ケアシステム」の構築が進められています。市では、在宅医療を推進するため、在宅医療推進センターや在宅歯科連携室、村上保健所、関川村、粟島浦村とともに事業を計画して運営しています。

■令和6年度の活動
身寄りのない高齢者への支援について、医療機関や消防本部、介護支援専門員、市村の担当者で話し合う場を設けました。高齢者が自分の意思をしっかり伝えられるうちに、希望する医療や介護について周囲の支援者に伝え、必要な費用が確保できれば、身寄りがなくても自分らしい生活を送ることができるが、実際にはそのようなケースは少なく、状況も人それぞれ異なるため、支援する側は手探りで対応している現状を共有しました。
また、地域の在宅医療や介護について理解を深めるため、高齢者夫婦の暮らしを記録したドキュメンタリー映画「人生フルーツ」を上映しました。観覧後のアンケートでは、「人生コツコツ、ゆっくり、良い言葉です」「季節を通して、人生のあり方を考える時間になった」「自分らしく、できるだけ元気に暮らし続けられる環境が大切」などの感想が寄せられました。
さらに、終末期を迎える人の意思を尊重したケアを行うため、医療・介護関係者と本人や家族の思いを共有できる「あなたの思いを支えるシート」の活用について検討しました。
今後も、住み慣れた地域でそれぞれが望む「最期」が迎えられるよう、市民・医療・介護関係者とともに取り組みを進めていきます。

問合せ:介護高齢課地域包括支援センター
【電話】75-8937

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